【祖母と行く】二泊三日 上信越の旅
今年の10月、私の祖母と金沢・新潟・群馬へ旅行に行きました。
1日目
私は現在長崎県に住んでいるため、兵庫県に住む祖母とは新大阪駅で待ち合わせをしました。
まず見ていただきたいのが、こちらの博多から上越妙高までの切符。JR西日本の端から端まで移動したわけですが、JR西日本の株主優待券のお陰で、5割引で行くことができました。JR西日本さま、本当にありがとうございます!博多駅から新大阪駅まで山陽新幹線で移動した後、特急サンダーバードにて金沢へ向かいます。
金沢城
金沢で途中下車し、金沢城公園へ。
お城の中はこんな感じです。
1995年までここには金沢大学のキャンパスがあったのですが、今は昔の金沢城を再現したお城があります。新しいということもあり、見た目も内装もとても綺麗でした。
金沢21世紀美術館
この後ですが、私も祖母も兼六園へは行ったことがあったので、今回は兼六園へは行っておりません。すみません。が、その代わりに金沢21世紀美術館へ行きました。
行ったはいいのですが…、私も祖母も展示されている作品についての感想は「いまいちよく分からなかった」でした…。(笑) 我々に芸術はまだ早いということなのでしょう。(笑)
金沢21世紀美術館で「?」の感想を抱いた後、北陸新幹線『はくたか』に乗って上越妙高へ。
本来だと『はくたか』は東京行きなのですが、台風19号により上越妙高~長野が不通になってしまっていたので、上越妙高行きになっていました。(自由席のみ営業)
この日は上越妙高駅前にあるアパホテルで一泊しました。
私にとってはJR西日本管轄エリアの広さを身をもって体感した1日になりました。
2日目
この日は上越妙高から越後湯沢を経由して、草津温泉まで行きます。
上越妙高から直江津までは『えちごトキめき鉄道』に乗車し、直江津から越後湯沢までは『北越急行ほくほく線』に乗車します。
この『ほくほく線』ですが、北陸新幹線がまだ開通していない時代に越後湯沢から北陸方面へ最速でアクセスできるように作られた路線であるため、線路が真っ直ぐに作られており、高速で走行できるようになっています。しかし、そのほとんどがトンネルであるため景色があまりおもしろくないです…。(笑)
そのため、北越急行ではトンネルに入ると車内の天井に映像が写し出される『ゆめぞら』という電車も運行されています。これに乗れればトンネル内も退屈せずに済みそうです。トンネル内を爆走し、スキーリゾートとして有名な越後湯沢に到着。
こちらは越後湯沢駅名物のぽんしゅ館です。500円で新潟越後のお酒がお猪口5杯分楽しめます。越後湯沢へお越しの際には是非どうぞ。
では早速、本日の目的地の一つである苗場ドラゴンドラ方面へバスで向かいます。
バスに乗っておよそ30分で田代ロープウェーの乗り場に到着しました。ここから、田代ロープウェーに乗車します。
田代ロープウェー
この田代ロープウェーは、日本一の瞬間地上高230mのスリルと美しい大パノラマを同時に味わうことができます。高所恐怖症の方には若干怖いかもしれませんが…。(笑)
山頂駅に着くと、田代山と田代湖が見えます。あと送電線も…。
リフトに乗るとこのような景色を見ることかできます。(※往復で1人600円ほどかかります) 追加料金を払って行くだけの価値は十分にあると思います。
苗場ドラゴンドラ
次に乗るのが片道約5.5kmという日本最長の長さを誇る苗場ドラゴンドラです。乗車時間がおよそ25分あるため、長時間にわたり美しい紅葉の景色を楽しむことができます。
25分というと長そうですが、美しい景色に魅せられ体感時間はほんの一瞬でした。
帰りはバスに乗っておよそ40分で越後湯沢駅に到着です。
ここからは上越線に乗って渋川まで向かい、吾妻線に乗り換えて長野原草津口駅を目指します。
上越線はループ線があったり日本一のもぐら駅として有名な土合駅があったりとかなり面白い路線です。しかし、走っている電車の本数が非常に少ないため、乗り遅れなどには注意が必要です。
越後湯沢からおよそ40分で、温泉で有名な水上に到着。この駅で高崎行きの電車に乗り換えます。
日本列島(沖縄を除く)のほぼ中心にある渋川にて、長野原草津口行き(台風19号による被害のため)の吾妻線に乗り換えです。
渋川からおよそ1時間で長野原草津口に到着しました。ここから草津温泉までは、電車の時間に合わせて運行されているJRバスに乗り換えます。
草津温泉
JRバスに乗ることおよそ30分、ついに今日の目的地である草津温泉に到着です。
夜の草津温泉はなかなか幻想的ですね。
そしてこちらが本日泊まるホテルです。
どうやらこのホテル、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の音の舞台になったようです。私事ですが、源泉掛け流しの温泉で『千と千尋の神隠し』を感じながら旅の疲れを癒しました。(笑)
3日目
今日は普通に草津温泉を堪能して帰ります。
草津温泉 熱乃湯
ここ熱乃湯では「湯もみと踊り」ショーが毎日行われています。(観覧料 大人600円、子供300円)
草津よいとこ一度はおいで~
こちらは草津山光泉寺です。
こちらの神社からは草津温泉・湯畑の全貌が見渡せます。
こちらは草津温泉バスターミナルです。
帰りもJRバスを利用して長野原草津口の駅まで向かいます。
そしてこちらは、バスの車内から撮った浅間山。たまたま自動車のCMのような写真が撮れました。(笑)
30分ほど乗車して長野原草津口の駅に到着。
特急列車との乗り換え時間は30分ほど確保されており、バスから電車への乗り継ぎは十分な余裕を持ったダイヤ設定になっています。
ここからは、特急『草津』に乗って上野まで向かいます。
車内はこんな感じです。この特急『草津』はとても人気のある列車なのですが、この日はたまたま空いていて快適でした。
こちらは長野原草津口駅で購入した鳥めし弁当です。特急列車と言えば車内で駅弁ですよね~。
渋川を過ぎると車窓の左側に赤城山が見えてきます。
長野原草津口からおよそ2時間20分でこの列車の終点である上野駅に到着しました。
上野駅から東京駅へ移動し、新大阪まで東海道新幹線を利用します。
EX予約なので、東京~新大阪は1人11000円で乗車できます。ありがたい!
東京からおよそ2時間30分で新大阪に到着しました。さすが新幹線、はやい!
これで上信越を巡った今回の旅行は終了です。
まとめ
今回は大阪→金沢→越後湯沢→草津温泉→大阪という順で上信越地方を巡ったわけですが、我ながらかなり効率的にあちこちまわることが出来たと思っています。また、祖母と一緒に旅行したこともあり、紅葉を見ることができる景色の綺麗な場所にも行きました。一人で旅行するときは、あまり紅葉などを見に行くことはないので、私にとっては新鮮でした。
普段はあまり行かないような上信越地方ですが、日本の素晴らしさというものを再発見できるような旅になったかなと思っています。祖母もとても喜んでくれていて、私もとても楽しかったです。
旅程
1日目
博多 08:10 →【山陽新幹線 のぞみ12号】→ 新大阪 10:38
新大阪 10:46 →【JR特急 サンダーバード17号】→ 金沢 13:20
金沢駅 →【西日本JRバス】→香林坊 (所要時間:およそ10分、運賃:200円)
金沢21世紀美術館 (一般 1200円、大学生 800円)https://www.kanazawa21.jp/
広坂・21世紀美術館 →【北陸鉄道バス】→金沢駅 (所要時間:およそ25分、運賃:200円)
金沢 19:02 →【北陸新幹線 はくたか576号】→上越妙高 20:05
2日目
上越妙高 07:45 →【えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン】→ 直江津 08:01
直江津 08:02 →【北越急行ほくほく線】→ 越後湯沢 09:20
越後湯沢駅 9:50 →【こころ秋 シャトルバス】→ 田代ロープウェー 10:15
田代ロープウェー田代ロープウェー│苗場ドラゴンドラ 田代ロープウェー│苗場スキー場
苗場ドラゴンドラ苗場ドラゴンドラ│苗場ドラゴンドラ 田代ロープウェー│苗場スキー場
ドラゴンドラ山麓駅 14:10 →【こころ秋 シャトルバス】→ 越後湯沢駅 15:00niigata-kankou.or.jp
越後湯沢 15:08 →【JR上越線】→ 水上 15:46
水上 15:53 →【JR上越線】→ 渋川 16:30
渋川 16:37 →【JR吾妻線】→ 長野原草津口 17:35
長野原草津口 17:40 →【JRバス関東】→ 草津温泉バスターミナル 18:08 (運賃:700円)
3日目
草津温泉バスターミナル 11:00 →【JRバス関東】→ 長野原草津口 11:22 (運賃:700円)
長野原草津口 12:04 →【JR特急 草津32号】→ 上野 14:24
上野 14:30 →【JR上野東京ライン】→ 東京 14:36
東京 15:10 →【東海道新幹線 のぞみ43号】→ 新大阪 17:37
新潟の秋は、美しい。#苗場ドラゴンドラ#田代ロープウェー pic.twitter.com/c9RvCO4sXy
— ハタ佑太 (@0pu0219yuta) October 19, 2019